家計相談ブログ

一級FPによる、住宅取得(住宅ローン)から、老後の生活、相続まで、生活に関わるお金の話を語るブログです

正統派とは何か

和田さんに対しては思うところは無いが、この記事は少し違う気がする。

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私自身は、昔からダウンタウンのお笑いが好きで、最近の松ちゃんは確かに残念に思う時もあるけど、ある意味では、今でも果敢に新しいお笑いへ挑戦しようとしていると思う。特に、ワイドナショーでのコメントは、あまりにも時代錯誤なことがあるのは事実。ハラスメント関連とかは特に酷い。

 

これも、ワイドナショーでのコメントだったと記憶するが、その前段として、松ちゃんが定義する「漫才」というものは、そもそもが正統派というものを壊すことで生まれてくるもの。

 

という前提がある。その流れでの、正統派漫才師みたいなのは、褒めるところが無いベテランにあえて言う、という皮肉もこめたコメントだったかと思う。

そもそもが、M-1優勝のマヂカルラブリーのネタが、漫才かどうか?!という論争があることへのコメントの延長だったと思う。

 

然るに、この記事では、松ちゃんの考えるイケてるとは、〇〇に違いない。と推測で語ってしまっている。この時点で、少々残念なことになる。

 

別に松ちゃんは演芸分野の人間は下とか、舞台は下なんて言っていないし、思っていないと思う。吉本には新喜劇、劇場というキラーコンテンツがあるわけで、そこを否定するものでは無いと思う。松ちゃんが、がっかりな部分は先のハラスメントへの理解や他でもあるので(スタイルとして、体制へ歯向かう格好なのに、体制側に回りつつあるという矛盾が難しさなのだと思う)、見出しにはそこまで違和感が無かったのですが、実際の記事が少々、結論ありきというか、事実錯誤な気がしたのでコメントしてみた。

 

 最後に、「悔しかったら年寄りを笑わせてみろ」、と書いているが、笑わせていない、という事実はどこから持ってきたソースだろうか。自分が笑っていないから?それは感性の問題もあるので、話が違うと思う。じじ、ばばを笑わすことがすごいことなのか?それぞれの年代や感性に対して、多様なお笑いがあって良いと思う。たぶん、あと20年ぐらいすると、ダウンタウンファンの主流が年寄りになるけど、おそらくそういう人の多くはダウンタウンで笑っていると思う。誘い笑いは確かにそうかなと思うところもあるが、あれもあれで、結構な芸ではあると思うのだが。