家計相談ブログ

一級FPによる、住宅取得(住宅ローン)から、老後の生活、相続まで、生活に関わるお金の話を語るブログです

お小遣いの与え方

先日ブックマークした記事について。コメント。

president.jp

3ページ目の表が面白いですね。年収1200万円の家庭が500~1200万の家庭よりも子供のお小遣いが少ない。という話。気を付けるべきは、アンケートの設問は「お小遣い」としか言っていないので、そこに分類されない形でどれだけお金を使っているかどうかです。

他に小遣いは一切与えず、必要なものを都度申請(提案)させるという方式もあると思います。お手伝いするとお金がもらえる、というのはお金が貰えないと何もしない子になるリスクもあるのです。

きちんと切り分けて行えば良いのですが、親が子供を説得するのを面倒でお金あげるからやって。みたいな状態だとアウトでは無いかと思ったりします。

自分の行動には対価(報酬)が伴うことが当たり前になると、外で困っている人を
見かけても、おいくらですか? ということにならないのか、少し心配。もう少し先だけど、お小遣いのあげ方(お金の使い方)はきちんと教育したいなと思う次第です。

 

ブックマークでもコメントした、ベトナムで安宿に泊まるという例は、やはり違うと思います。リスクとの兼ね合いを考えれば、セキュリティがしっかりしたホテルに泊まるべきです(必ずしも、高いホテルが万全とは限らない)

海外の金持ちは、2週間とか1か月の休暇を取って、家族でリゾートにバカンスへ行くと聞きます。その時に、安宿に泊まるとは思えない。長期滞在するからこそそれなりのところが良い。実際、バカンスで海外に行った経験がありますが、良いリゾートホテルは本当に快適で、お値段以上の価値がありますよ。まあ、お金は使い方です。


もちろん、高級ホテルグループのゲストハウスみたいなところを使えば、リーズナブルには泊まれるけど、安宿とは全く違う。高級ホテルには、それだけの対価が存在していて、なんか、守銭奴みたいな人がコツコツと金持ちになったので、高級なものに対する価値判断が出来なくなっている、もしくは知らないのではないか、とかも思ってしまいます。その逆も然りですが。