家計相談ブログ

一級FPによる、住宅取得(住宅ローン)から、老後の生活、相続まで、生活に関わるお金の話を語るブログです

日銀の出口戦略にマイナポイントを活用してみた

日銀のETF買い。
いずれ出口戦略が必要。市場で売却は困難でしょう。

 

香港で1999年ぐらいに、本当に短期的にですが、株式を直接買い支えたことがあったらしいです。この時は希望する市民に時価よりも安く直接売却したらしいですが、さらに、直ぐに売らない場合にインセンティブを付けたりしたそうです。

 

これポイント大好き日本人なら、今こそマイナポイントを使ってやったらどうだろうか。例えば、売却せずに保有していたら、1年ごとに購入時の1%のマイナポイントが付与されて10年で10%まで付与されるとか。

 

5年で5%ぐらいが現実的ですかね。なぜ、こういうことをするかというと、時価で安く売るだけで拘束をしないと、即売却して利益確定する輩が増えるからです。これだと、日銀が市場で直接売却するのと変わりが無く、市場にネガティブなので。

 

インセンティブがあるうちは皆が持ち続けて、切れた瞬間に全員が売却するというのが最悪シナリオです。これを上手く、時間をかけて循環させるのがポイントですが、こういのは社会シミュレーションで検討が可能な分野です。

 

ポイントインセンティブを高めにすれば、たぶん、時価売却も不可能ではないと思う。
分配金もありますから、余裕資金の一部を振り分けるには悪く無い投資になります。

 

マイナポイントというのがポイントですね(笑)
マイナポイント、マイナンバーカードの普及にも助けになります。

そういうことなら、株価が高い今ぐらいから少しずつ始めたら良いのでは無いかと思う。個人投資家に売却しつつ、必要ならETF購入は継続すれば良い。マイナポイントの
予算は日銀が余剰金として国庫納付したものを原資にしたら良いのに。

 

そんなことを考えながら、昨日は暴風雨の中メンタルヘルスマネジメント検定を受験してきました。今回の事例ケースも中々にツッコミどころがありましたが、気が向いたらアップします。