家計相談ブログ

一級FPによる、住宅取得(住宅ローン)から、老後の生活、相続まで、生活に関わるお金の話を語るブログです

直腸がんにかかる費用

一年以上のご無沙汰となりました。

お陰様でパートナーの直腸がんは綺麗さっぱり(直腸と肛門含めて、、、)切除できました。ステージⅢだったので、いまなお経過観察中ですが。

 

手術は、実に15時間近くにおよぶ長いものでした。リンパへの転移もあったため、直腸周り含めて、とにかく取れるものは取ってしまえということでした。コロナもありましたので病院で待つということは出来ず(息子が3歳だったので物理的にも無理でしたが)、自宅で医者からの電話を待っていました。いつまでも鳴らない電話に、本当にヤキモキしたものです。

 

その後は、結局、20日近く入院していました。月を跨いだために、高額療養費は微妙な感じになりましたが。ちなみに、差額ベッドは使わず合計で、以下のような点数でした。

249,895点 (224,429点+25,466点)←手術があった月と入院だけの月

1点10円なので、高額療養費がなければ、250万円×0.3(3割負担)=75万円ぐらいだったということですね。高額療養費が下の方でしたら、自己負担は本当に僅かですね。わたしは、なんだかんだで、合計28万円近い負担となりました。

 

その後も、念のため抗がん剤治療が計8回ありましたので、1回4万円程度で32万円ですね。パートナーは抗がん剤の後は全く動けない状態だったので、わたしが迎えに行って

タクシーで帰宅する状況でしたので、その辺もプラスかかっています。

 

最終的に2021年としては、約80万円近い医療費がかかり(癌治療以外にも日常の治療費もあるので、がん治療(検査含む)は75万円ぐらいですね。癌保険は無かったですが、医療保険から合計で30万円近い支払があったので医療費控除として43万円程度がありました。)

 

ふるさと納税などもありますので、確定申告で11万円ぐらい還付されました!

 

出産の時もそうでしたが、医療費控除は証憑の整理が面倒ではありますが、確実にやった方が良いですね。そのような意味でも、健康保険はマイナンバーに紐づいてデータ管理されると楽ですけどねえ。家族だとその辺の統合が結局、、、