家計相談ブログ

一級FPによる、住宅取得(住宅ローン)から、老後の生活、相続まで、生活に関わるお金の話を語るブログです

息子の笑顔が泣かせる原因

パートナーががんになったわけですが、2歳の息子にはまだ伝えることが出来ません。

なんとなく親のいつもと違う雰囲気を感じ取っているのか、急に夜泣きが増えてきた感じはあります。でも、普段は無邪気で愛嬌の良い息子なので、笑顔でニコニコとパートナーへ接します。

そんな、息子の屈託ない笑顔がパートナーを悲しませます。がんになった自分を責め続けています。誰が悪いわけでは無いということを幾ら伝えても、一緒に頑張ろうと話しても、たぶん、心のどこかで、ふとした拍子に、自分を責めているのです。

ただ、一緒にいてあげることしかできない(もちろん、やれることは色々とありますが)そんな自分がもどかしいものです。

 

もしかしたら冷たいことなのかも知れないけど、パートナーが自分から辛いとか言わない限りは、努めて普段通りに接するようにしています。もちろん、お金で心の満足が買えることがあれば、それはするのですが。そんな意味でも、がん保険は大事なのかも知れません。ちなみに、がん保険における「がん診断給付金」は、確定申告における、医療費控除の収入に入れる必要がありません。これは意外に知らない人も多いみたいで、(収入を)過小申告したり、そもそも対象にならないと勘違いしている人もいるようです。 

ついでに、医療費控除の保険金ですが、全部を合算する必要はありません。例えば、以下のような例

 

・大腸ポリープ切除  医療費5万円 保険金10万円

・歯科治療(年間)  医療費20万円 保険適用なし

合算すると、医療費25万円 - 保険金10万円 =15万円が対象となりますが、保険金は対象となる病気にのみ適用で良いので、大腸ポリープ切除は、-5万円(つまり0円)とカウントして、20万円が本来の対象となります。ここから10万円を引いたものが医療費控除として所得控除を受けられます。5年間遡って申告も出来ますから、もしかしてと思ったらやってみるのも良いですね。

 本日(2021年4月5日)現在における情報を元に掲載 していますが、最新情報や実際のことは税務署などへご確認ください。細かいことで異なるようなケースもありますので。